【公開日】 2016年06月27日 

イギリスだけで「やっていける」わけがないのに…

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このニュースを聞いたときは「はっ?何を考えているんだ!」と怒りを通り越して呆れさえ感じました。

しかも街角でのインタビューでは「イギリスはEUなんてなくてもやっていける」という明らかに思考停止型のナショナリズムが蔓延していましたし。
植民地を支配していた時代の大英帝国ならいざ知らず、現在のイギリスにそこまでの力はないでしょう。
あくまでもイギリスが世界の中でも有数の経済大国でいられるのは「EU加盟国」としての恩恵を受けているからなのですが…。

そもそも、今の時代に一国だけでやっていけるような国はよほど資源や技術力に富んでいるような国しかあり得ません。
アメリカや中国ですら周りからの恩恵なしには成り立たないというのが当たり前の時代に、なぜ経済同盟であるEUを抜けて今の生活が守られるなどと勘違いしてしまったのでしょうか?理解に苦しみます。

別に「イギリスは文化も歴史もある素晴らしい国」であることを否定しているわけではありません。
移民の比重が大きくなっているから文化が損なわれるという主張もあながち間違っているとは思いません。
しかし、文化や歴史って「押し付ける」ものでしょうか?
時代によって人の生活や考え方は変わっていくわけですから、そこにある文化も少しずつ変化していくのはしょうがないはずです。

といってもこの論点はあくまでも後付のもので、実際には社会における生活への不安が「異質なもの」への「八つ当たり」として出てきた結果なんだと思いますが…。

日本でもよくある「ヘイトスピーチ」やナチスドイツの「ユダヤ人迫害」もこの状態ですね。
本来であれば「政治」や「社会」に向くべき批判が、結局「見えやすい敵=スケープゴート」に向いてしまっているわけです。

このままだとさらに厄介な状態に陥るだけなのですがEUも態度を硬化させていますし、後戻りは難しそうですね。

あくまでも個人的な感想ですが、現在に生きる人々の「質」が低下しているように思えるのは自分だけなのでしょうか?



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ほんと参った

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