【公開日】 2016年09月04日  【最終更新】 2017年08月12日

ダークウェブで児童ポルノは危険ですが・・・

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Torの利用者はやっぱり児童ポルノがお好き?

このブログを運営してきて思ったのは「tor 児童ポルノ」などの検索が意外と多いということです。

まあ、児ポ法改正で単純所持禁止とか言われて、表の方からそういった画像データはほとんど消し去られている状態ですからね。
でも正直規制したほうが性欲が暴走して危ないなといった感じを受けます。

といっても実際に施行されている法律なので単なる「善良な」一般庶民が文句をいうわけにもいかず・・・。

そこでアドバイスですが、Torなどのアングラ系の海外サイトなどでそういったものを探すより、健全なジュニアアイドルの画像やYouTubeで検索できるティーンのヨガの動画や医療用動画などを探してみてはいかがでしょうか。

意外とお望みのものが見つかるかもしれません。

もちろん、違法なものは無いでしょうし、ポリシー違反は削除ですから過激なものはないでしょう。
でも元気いっぱいの少女の動画くらいは見つかると思いますよ。

あとはそれで妄想力を鍛えて性欲を発散してみるとかしてみると良いかと思います。

某コミックアプリの中で「YESロリータNOタッチ」なる言葉を見て「面白い」と思ったんですが、実はそれが一番健全かなと思ったりもします。
心のなかで何を思おうがそれは自由ですからね。

とりあえず参考になれば幸いです。

もちろん現実に被害を出さないためのアドバイスなので悪用はしないようにお願いします。

自主規制の嵐

2016年11月頃(もっと前かも・・・)からYouTubeでは性的とみなされるコンテンツに対して削除などの規制が強まっているようで、女の子がヨガや体操を行っているような動画コンテンツがポリシー違反で削除される傾向にあるみたいです。

もともと児ポ法が明確な基準を示しにくいタイプの法律であることから、今後も見たくない人たちからの削除要請に応じるかたちでこのような「自主規制」が続くと思われます。

難しいのは「どこからがアウトなのか?」ってことが誰にもわからないという点ですね・・・。

結局、規制する側のさじ加減次第という曖昧すぎるものなので、どうにもならない感じです。

どうしても、という方は・・・

実は児童の裸が写っているからといって全てが消去されているわけではありません。

そもそも児童ポルノ法は児童ポルノの定義に『性欲を興奮させ又は刺激するもの(第2条3項以下)』というあまりにもあいまいな規定があり、かつ、第3条に

この法律の適用に当たっては、学術研究、文化芸術活動、報道等に関する国民の権利及び自由を不当に侵害しないように留意し、児童に対する性的搾取及び性的虐待から児童を保護しその権利を擁護するとの本来の目的を逸脱して他の目的のためにこれを濫用するようなことがあってはならない。

という濫用防止の規定があるので、あくまでも「児童の保護」を前提とした規制しか許されないという制限があります。

ですから実はネットで騒いでいる両極端な方々(規制推進派と反対派、中には法曹関係者もいます。)が言われているようなことは明らかな行き過ぎが含まれていたりするわけです。

けっこうグレーゾーンが広い法律だったりするわけで・・・。

ちなみに児童ポルノの所持については「一年以下の懲役又は百万円以下の罰金」となり、それを提供した場合は「三年以下の懲役又は三百万円以下の罰金」となります。

ネットなどを通じて不特定多数に提供する場合は「五年以下の懲役若しくは五百万円以下の罰金」なのでさらに重くなりますね。

これを見ればわざわざ他人のために危険を冒して児童ポルノを提供しようとする人は珍しいということがわかると思います。

 

下記のリンクから児童ポルノ法の全文が読めますのでせっかくの機会に読んでいてはいかがでしょうか?

そんなに長くもないですし、難しく書かれている言葉も少ない条文ですので。

児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律

 

堅苦しくなりましたが、要は「この要件に合致しないものであれば児童ポルノではない」とも言えるわけです。

この法律で重要なのは「児童を性的搾取から保護し、その被害を拡大させないこと」を目的としているということであって、積極的に児童ポルノであることを知りつつ受け取るような場合には規制対象になりますが、そうでない場合には限りなくグレーである(そうだと知った段階で破棄すればいい)ということです。

だからこそ「持ってたら悪い」という意識を植え付けて、意識の上では「グレーを黒にしてしまいたい」(そっちの方が楽だから)というわけですね。

 

あくまでも他人から受動的に受け取ったもの(自分の意思に反して一方的に送りつけられるもの)であるという点が重要です。ネットを散策していてたまたま見つけた(明らかに性行為などを写した、違法と分かるレベルの)児童ポルノであった場合でも自分の性欲を発散させる目的で1枚でも保存していたら、何らかのきっかけでバレたら単純所持でアウトです。

まあ、その一枚を明確に性的な目的で保存したという意思の確認が重要なので、さすがにそれだけだと逮捕するのは厳しいと思いますが。

ダメと言われると見たくなるのが人の心情

もちろん個人的な意見ですし、犯罪行為を助長しているわけではありません。

しかし持ったらダメ、見てもダメ、とにかくダメと言われると逆に興味が湧く人の方が多いとは思います。

一度はっきりと見せてしまって「大したことないじゃん」と思わせたほうが実は良いんじゃないかと思ったりします。ちなみに凶悪犯罪を起こすような人間は違法コンテンツを見ようが見まいが、どちらにしろその行為に及ぶというのが個人的な考えです。

 

でも残念なことに国際的にも今のルールは「自分の意思で見てはダメ。保有するなんてもってのほか。製造なんて許すか!」というものなのでこの点に関してはどうしようもないです・・・。

まあ、「探しちゃダメ」ではないですが、もし児童ポルノを見つけてそのコンテンツにアクセスし続ければ、ブラウザのキャッシュなどから単純所持とみなされる可能性もあるんですよね・・・。

改正前のように『製造者』と『違法と知りながら提供する人間』を取り締まったほうが実務の上でもわかりやすいと思うんですけどね。

日本人は海外でも児童ポルノを所持できない

日本の刑法は基本的には属地主義(その国の主権の範囲内で起こった犯罪はその国の法で裁かれる。刑法1条)ですが、実は属人主義(日本国民が海外で該当する犯罪を行った時は国内法で処分される。刑法第3条)の部分も結構多いです。長いのであえて引用はしませんが読みたければリンクからどうぞ。

その3条の準用規定が児童ポルノ法の10条にも国民の国外犯という項目でちゃんと規定されています。

第十条  第四条から第六条まで、第七条第一項から第七項まで並びに第八条第一項及び第三項(同条第一項に係る部分に限る。)の罪は、刑法 (明治四十年法律第四十五号)第三条 の例に従う。

児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律

ちなみに7条というのが所持や製造についての罰則規定なので、当然海外においてこれらの行為を行った場合もアウトです。

 

この根拠となるのは『サイバー犯罪に関する条約』というインターネット犯罪に対する条約です。日本でも2012年に批准されて効力が発行しています。このサイバー条約の第9条の部分、これが『児童ポルノに関する犯罪』を取り締まるための立法的措置を取らなければならない、というものです。

この規定の中には児童ポルノの取得に関しても制限をかけること(1-d)というのがあるので、これが児童ポルノの単純所持を禁止するための改正に繋がったというわけですね。

 

まあ、要するに「日本人である以上、児童ポルノの製造・販売・頒布・所持などは認められない」ということです。あくまでも上の方でグレーと書いたのは「児童ポルノの定義」についての解釈の部分です。

『児童ポルノの定義』についての解釈問題

児童ポルノ法2条3項以下にはこうあります。

第二条

3  この法律において「児童ポルノ」とは、写真、電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録であって、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。以下同じ。)に係る記録媒体その他の物であって、次の各号のいずれかに掲げる児童の姿態を視覚により認識することができる方法により描写したものをいう。
一  児童を相手方とする又は児童による性交又は性交類似行為に係る児童の姿態
二  他人が児童の性器等を触る行為又は児童が他人の性器等を触る行為に係る児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの
三  衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって、殊更に児童の性的な部位(性器等若しくはその周辺部、臀部又は胸部をいう。)が露出され又は強調されているものであり、かつ、性欲を興奮させ又は刺激するもの

児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律

1号や2号は性行為そのものと言ってもいいので特に考えなくても理解できると思いますが、厄介なのは3号の条文です。アイドルや子どもの半裸姿・水着姿なども対象になりうると同時に、性欲を興奮させまたは刺激するものという「個人の性的嗜好なんて知らん!」という内心にまで踏み込んだ話になるからです。

そもそも何を守りたいんだ?って話ですね。本来の目的である『児童を性的搾取から保護する』という目的を達成するためには「児童ポルノ愛好家の性欲をどうやって他に向けさせるのか」という視点が必要なはずです。

それを刑罰で規定したり、女性目線で勝手な主張をするだけではものごとは悪い方にしか進みません。童話の『北風と太陽』の話を知らないんでしょうか?

だからこそ『製造』『販売』などは強く規制すると同時に『個人の性欲発散目的での単純所持』という需要をどうやって解消していくのか、これが重要になるというわけです。

別に子どもに対する買春行為や誘拐、性的暴行を容認しろというわけではなく、これらの重大犯罪を無くすためにどうするのか、という話ですのであしからず。

重要なのは「いくら否定しようが需要は存在するのだから、それをどう解決していくか」ということです。かといって禁止されているのものを提供すれば解決する、という話でもないのが厄介なところです。



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