【公開日】 2017年01月31日  【最終更新】 2017年04月18日

FX投資、特にマイナー国通貨(トルコリラTRY、メキシコぺソMXN)への投資について考える

【この記事を読むのに必要な時間は約〈 3 分58秒 〉です。】

最近、私の身の回りでFX投資をしている人が増えてきて、いろいろ相談を受けまています。

というわけで(どういうわけだ?)、私の職業人の経験を踏まえて、FX投資について考えてみたいと思います。

 

財務担当者としての為替管理・FX経験について

私は、グローバル大企業(自動車系)の財務担当として、一日中、為替チャートを睨めっこしていました。

(ずっとぼけっと見ていただけではなく、画面にチャートを表示させているだけで、裏で別の作業をしています。急変があると直ぐに対応できるようにする情報収集目的の表示です。他の人もやっていますが、私が為替の責任者なので人任せにはできず、自分の目でも確認します。)

 

カバー通貨は、30通貨程度です。

USDやEURは食事中もスマホ等で常に監視しています。

スマホで見るほどではないけれどPCに表示している通貨は、FXをしている人になじみのある通貨であげると、

・高金利でFX人気のトルコリラTRY、メキシコペソMXN、ブラジルレアルBRL、オーストラリアドルAUD、南アフリカランドZAR、

・くりっく365でも取り扱っているポーランドズロチPLN、ハンガリーフォリントHUF、中国人民元RMB(CNY)

といったところでしょうか。

グローバル大企業での為替管理担当者で居ると

大企業で為替管理をしてると、銀行、証券会社、投資会社から著名なアナリスト・エコノミストが個別に会社に訪問してきて情報を提供してくれます。

 

大局観の話では、日経新聞、WBS、モーニングサテライトでレギュラーのあの有名人も個別訪問してくれ、マスコミでは言えない話を聞かせてくれます。

 

マイナー通貨も、現地の駐在者が、情報を持ってきてくれます。

 

それも自分で情報を取捨選択しなくても、悲観派から楽観派まで色々な考えの情報が入ります。

・政治情報

・中銀の政策

・政府の動向

・投資家の動向

・グローバルマネーフロー

・S&P、MDY、フィッチ等の格付け動向

つまり、個人では到底集めきれない程度の情報が自然と入ってくるわけです。

 

個人投資家、まして兼業投資家では、ここまでの情報は集めきれないはずです。

・人脈がないと手に入らない情報もあります。

・マイナー国ニュースの即座入手はほぼ不可能です。(現地報道を、一旦アメリカのマスコミが英語で報道し、それを日本のマスコミが報道するのでどんだけ早くても時差で2日くらい遅れます。)

・政府や中銀の発表は、法律用語だらけであり難解なので、解釈が分かりません。

 

 

マイナー通貨を投資対象とすること

FXの世界では、専業投資家も兼業投資家も企業も銀行も同じ土俵で勝負します。

金融機関や大企業は、専任の人材を置いてまで為替を管理しています。

 

 

ドルやユーロであれば、情報格差はそこまでないでしょう。

マイナー国通貨をするということは、それだけの情報格差(ハンデ)があるわけです。

なぜあえて不利であろうマイナー通貨に投資するのか、よく考えないといけません。

ただ目先の金利が良いから、スワップポイントが稼げるから、いった理由が大半ではないでしょうか?

高金利に目をつられた人にはこのようにアドバイスしています。

 

一方で私はマイナー国への投資をしているとも説明します。

個人で、そのハンデを自分で乗り切ろうと努力していますし、経験があります。

 

では、どのようにマイナー国投資を考えればよいのか。

(次回は具体的な通貨、トルコリラTRYを例に挙げて考え方を書きたいと思います。)



オーサー紹介

forget-me-not

東京生まれ、海外育ちの国際派人間。 年の1割を海外で過ごす、空飛ぶ財務部員です。 (経理ではありません、財務です。) 超巨大企業、ベンチャー企業、新規上場(IPO)の経験があります。 MBA、公認内部監査人(CIA)の資格持ちです。

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