【公開日】 2017年02月14日 

AIの登場によって「与えられた仕事」は変質し、ついていけない人間は「失業」する。

【この記事を読むのに必要な時間は約〈 3 分31秒 〉です。】

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ちょっと前のエントリー(技術革新は必ず人の仕事を奪います。その時をずっと待ちますか?)の続編的な内容です。

しかし、またしても「仕事はなくならない」という意見がドンと掲載されていますね。

AIで仕事はなくならない ―― なぜか過剰被害妄想の日本の本当の危機(BUSINESS INSIDER JAPAN)

問題なのは「高学歴で柔軟に対応できる層」ではなく、日本の基礎部分を支えている「低学歴、単純労働者層」なんですよ。

柔軟に対応できるということは=どこででも生きていける、ということなんで、その人たちは別に「日本」という括りから解き放ってもおそらくしぶとく生きていけます。

それよりも「頑固」なことの方が問題なんです。

とにかく、一つの物事に特化したものが出てきた場合、その人たちに与えられていた仕事が無くなるというのは確実ですし、その人たちに代替的に新しい仕事が与えられたとしても、その新しい仕事に適応できるかというのは別なんです。

例えばアメリカを見てください。

昔からやってきた仕事を奪われたり、やり方を変化させなければならなくなったりした場合に、その状態で安定していた人間はそれ自体を受け入れるわけがないんです。

そして、単純作業を割り振って成立していた職業はその役割を終えますが、広く世界を見ることのできない人たちはこの段階で「仕事が奪われた」と思い込んでしまうわけです。

その人たちに「広く見ればチャンスはある」といったところで「自分で仕事を作ろう」などという思考にはたどり着かないんですよ。

そしてそのことに気づいても「やり方がわからない」。

ですが、その層を安定させないことには「安全かつ安定した社会」は成立しませんし、「環境に適応させる」という方向で持っていこうとした場合、基礎の部分から「学びなおし」が必要になります。

もし、自分がある程度の収入を得ている状態で「君の仕事はなくなるが、自分で学びなおせばまたチャンスはある」と言われていきなり収入減を絶たれたら受け入れられますか?

こういったことをちゃんと理解できないから「トランプのせいで・・・」なんて泣き言を言うしかなくなるんです。

その人たちに「真っ当な道」を提供することも「社会のため」なんですよ・・・。

「学びなおす」ことを受け入れさせた方が、長期的には確実にメリットになる

出来ないことをいくら社会に要求し続けても、おそらく「無理なものは無理」という返答にしかなりません。

それに自分自身で考えて生きていける人たちにとって、扱えるツールが増えることは「嬉しいこと」であって「危機」ではないですからね。

問題は「社会」というより広い視点で見たとき、それは「危機」であって「脅威」であるということなんです。

ですから「個人」という枠組みで見たときには「チャンス」と捉えられる人間を増やし、柔軟性に富んだ思考能力を労働者層すべてが身に着けることが出来るのであればこれを「問題」とは呼べなくなるということなんですけどね。

実際には「ほぼ不可能」でしょう。

ですがちょっと前のちきりんさんのブログエントリーの内容をちゃんと多くの人が考えることが出来れば、あるいは「変われる」んじゃないですかね。

働き方改革における3つの選択肢(Chikirinの日記)

実は働き方改革とAIやロボットの活用は結構関係のある話ですし。



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ほんと参った

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