【公開日】 2017年03月07日  【最終更新】 2017年05月10日

【書評】13階段

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『13階段』

第47回江戸川乱歩賞受賞作品です。

著者は高野和明。

あらすじとしては、喧嘩のはずみで偶然人を死なせてしまった主人公・三上が、仮釈放中に刑務官・南郷と共に10年前に起きた殺人事件の犯人とされている死刑囚の冤罪を証明するというものです。

期間は3ヶ月。

偶然とはいえ人を殺してしまった主人公と、犯罪を犯した人間を嫌というほど見てきた刑務官の、殺人という罪に対する姿勢が細かく描かれており、それが物語になんとも言えず深い奥行きを与えています。

また、物語の中では殺人だけでなく、南郷による死刑についての苦悩も描かれており、非常に考えさせられる訴えを持った作品となっています。

もちろん、江戸川乱歩賞なので、意外性も抜群です。ストーリー、キャラクター、問題提起、意外性、どれをとっても文句ない作品です。

リンク

講談社BOOK倶楽部 13階段

amazon.co.jp 13階段(文春文庫)



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