【公開日】 2017年07月26日 

日本への移民受け入れを拒否する人たちの理由

【この記事を読むのに必要な時間は約〈 4 分45秒 〉です。】

日本の人口が徐々に減っている現在、移民を入れることによってその減少幅を小さくしようという試みをよく聞くのですが、その一方であまり移民の受け入れに積極的ではない人も数多くいるようです。

今回はなぜ移民受け入れに反対する人がこんなにも多いのか、このテーマで考えていこうと思います。

日本人としてのアイデンティティを守るため

この傾向は保守的な人に多いようです。

「日本は日本人の国である」とか「異質なものを入れるな」という最近良く聞くパターンですね。

衰退していこうがなんだろうが自分たちの国は自分たちのものである、という価値観なのでしょう。

外国人を必要以上に受け入れてしまった場合の社会の質の低下を懸念しているのは間違ってはいないと思います。

 

それだけならいいんですが、この手の人には衰退していくことすら否定したり、その責任を外国人に押し付けたりする人が多いのも気になります。

社会が「移民」という単なる奴隷を欲しがっているため

こちらは逆に国際派、リベラル派の人に多いようです。

日本人が嫌がる単純労働や低賃金労働を外国人に肩代わりさせるための移民受け入れを極端に嫌うパターンですね。

人道的観点から見れば主張はもっともですし、日本人が嫌がる仕事のために特定業種でこき使うというのは「職業選択の自由」の観点からも推奨できない行為です。

 

ただし「今の生活を維持したいけれど、その穴埋めを自分たちが行うのはイヤ」という考えでこれを主張してしまうと「じゃあどうすんだよ!」と突っ込まれそうです。

単にライバルを増やしたくないから

これは右左関係なくいるのですが「自分の地位や収入が脅かされるから外から人を入れるな」という主張をする人たちです。

のんびりやっていたのにいきなり競争に巻き込まれるとかイヤですもんね。

 

でも残念ながらこの人達が一番害悪になります。貧しくもなりたくないし、努力もしたくないと言っているわけですから。

残念なことに日本人の大半はどちらかというとこの「安定志向」体質です。

「どうやったら改善できるか」ではなく、「どうやったら既得権益を守れるか」を考えているんですから、最低限の維持はできても改善は期待できません。

解決策は?

移民と少子化の問題についての解決策は

  1.  貧しくなってもいいから外国からのもの(人・モノ・サービス)を排除する
  2.  貧しくなるのは嫌だから外国からの優秀なもの(人・モノ・サービス)を積極的に受け入れる
  3.  子どもの数(労働者・消費者)をとにかく増やして内需そのものを増やす

の3つしか無いことはお分かりいただけるかと思います。

要は鎖国するか、完全に開国するか、今まで通りの半鎖国状態を維持するために子どもを増やすか、のどれかを選択するしか無いわけです。

もちろん技術を発達させて人間の代わりに使うという選択肢もありますが、保守的な人たちや自分の立場を守りたい人たちからしてみればどちらにしても自分たちの立場を奪いかねない存在なので受け入れるとは思えず、そのため解決のための選択肢からはあえて外してあります。

 

少なくともどの選択肢をとっても「今まで通り」はあり得ません。

外国からのものを排除すれば明らかに生活レベルは下がりますし、外国の人材を積極的に受け入れれば多民族国家として再出発することになります。

また、子どもの数を増やすにしても内政上での優先順位を高齢者の社会保障から子育て世代への手厚い保障へと切り替える必要があります。(親世代への子育てへの心構えも再教育する必要があります。)

 

これって理解してない人が多そうなんですよね・・・。

ついでに言っておくと外からのものを排除したり、内需を増加させることを前提とする場合、外国との関係性は疎遠になります。なぜなら外国との金銭協力、人的交流などを制限するわけですからね。

これは実はアメリカが取ろうとしていた政策に近いんですよね。ブロック経済を想像したらいいんじゃないでしょうか。

個人的には「日本はもっと世界に対し門戸を開くべきだ」って立場ですね。どうせそのうち自分たちだけではどうにもならなくなりますし。

そして外国に向けて国内の良いもの(人・モノ・サービス)をもっとプッシュして行けるようになって欲しいといったところです。



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