【公開日】 2016年02月12日 

考えずに行動したらマズくないですか?

【この記事を読むのに必要な時間は約〈 3 分55秒 〉です。】

最近は「考えるより行動しろ」がまた復権してきたようで…。
おそらく堀江さんの本に啓発された人達が言っているんだと思いますが、ちょっと待ったほうが良いですよ。

「考えるより行動しろ」は正しいのか?

確かに考えるだけで行動しないままでは全く意味が無いでしょう。
ビジネスの世界は「スピードが命」である以上、同じ場所に留まっておくわけにも行きません。

行動となって現れないような思考は無用であり、時に有害でさえある。

東芝の元社長であり経団連名誉会長にもなった土光敏夫氏もこのように言っておられます。

しかし、実はこれ後のほうを見ればわかると思うんですがちょっとニュアンスが違うんですよね。

思考と行動は相互作用を積み重ねながら成熟していくもので、その中から生きたアイデアが生まれてくる。行動は思考の芽を育て伸ばす触媒なのだ

要は「考えても何も浮かばないのであれば、まずは動け」ってことなんでしょう。
ここを勘違いしている人が多いのですが、「ただ単に何も考えずに動け」とは誰も言っていないわけです。

動けば考えるための材料が揃うから動くべきだと言っているのでしょう。
ただ動くだけでは何も生み出せませんから。

あくまでも頭の回転の早い人達が「動きながら考えている」だけなので、普通の人がただ動くだけだと他人に余計な仕事を押し付けられて終わります。
イケハヤさんとか堀江さんなんて実際「動きながら考えることの出来る」タイプなわけですから、慣れてきたら可能かもしれませんがいきなり出来るわけではないことをお忘れなく。

じゃあ「考えてから行動しろ」が正しいのか?

まあ、動くか動かないかの二元論で考えればこれが正解のようにも思えますよね。
しかし、「考えてから行動する」って言っている人は何かを先延ばしにするための方便として使っている可能性が高いわけです。

世間には、大志を抱きながら大志に溺れて、何一つできない人がいる。言うことは立派だが、実行が伴わない。世の失敗者には、とかくこういう人が多い。

松下幸之助がこう言っているように、いくら考えて大志を抱いても行動できなければ意味が無いわけです。
「まだ考え中」とか言っている人、自分の実行できない言い訳に「考えている」と言っているだけではありませんか?
その状態ではいくら待っても実現不可能ですよ?

じゃあ、どうするのか?

行動が先でもなく、思考が先でもないとすれば一体どうすれば良いのでしょうか。
答えは簡単で両方を交互に、もしくは同時にやっていけば良いんじゃないでしょうか。

行動を伴わないビジョンは、たんなる夢。ビジョンのない行動は、ただの暇つぶし。ビジョンと行動がそろって、はじめて人生を変えられる。

このローター・J・ザイヴァートの言葉の通り、何かを変えたければ「どうなりたいのか、どうしたいのか」というビジョンをもつ必要がありますし、そのビジョンを実際の行動に繋げなければなりません。

理想と現実を繋ぐためには「具体的に考える」必要がありますから思考は必要ですし、そこで終わってしまえば実現しないわけで、当然ですが行動することが必要になってきます。
もちろん、すべてを具体的に最初からイメージすることなんて出来ませんから、ある程度の考えで動き始めなければならないでしょう。

要は「思考と行動はバランスを取りながら行う必要がある」、多分これが正解なんでしょう。
ただし、一度動き始めれば世の中の激しい動きに翻弄され、考える時間が取れなくなる可能性もあるのでご注意を。

一番悪いのは「完璧主義」という「思考だけに溺れてしまい行動が出来なくなる」ことなわけで、よく言う「あたまでっかち」のパターンですね。
机上の空論では上手くいきっこないですから。



この記事のカテゴリーとタグ

オーサー紹介

ほんと参った

一応このブログの管理をやっております。
基本スタンスは「テキトーにやる」なので、あまり期待せずに見ていただければ幸いです。
何か御用がありましたらお問い合わせページよりご連絡ください。
ちなみにnoteはこちらからどうぞ。

スポンサーリンク

コメントを残す