【公開日】 2017年01月14日  【最終更新】 2017年08月30日

他人のコンテンツを勝手に使うのは法律的にアウト

【この記事を読むのに必要な時間は約〈 4 分25秒 〉です。】

最近、他人の書いた絵や撮った写真、もしくは文章の丸パクリで広告収入を得ているサイトをよく見かけるようになりました。

私自身、「あまりにも過度な規制は自由な表現の足かせになるからダメだという立場」なんですが、確かにこういうサイトを見ると積極的に規制したくなる気もわかります。

引用ならば問題ない

あくまでも著作権法32条に基づいた「引用」ならば、他人のコンテンツの一部を記事中に用いたとしても正当な使用であって問題ないのですが、権利者の了解も求めないまま「丸パクリ」とかどういう了見をお持ちなのか、ちょっと人間性を疑います。

引用の場合は細かい規則があるのでそういった話は別の記事で書いているのでそちらをどうぞ。

「自分でコンテンツを作れない」ならまだしも「作る気がない」人間が利益を求めることそのものがおかしいとは思いませんか?

もちろんそういったもので収入を得ようとするのであれば「作れない」では通用しませんが・・・。

それだけならまだしも・・・

他人のコンテンツを丸パクリしてGoogleさんから締め出されるだけなら自業自得なのでどうでもいいです。

しかし、最近だとエスカレートして「広告ブロック」を無効化しないと見せない、なんてサイトもそういった輩の中に発生し始めてます。ほんと「おまいう(お前が言うな)」って感じです。

せめて広告収入を得ることを目的としているクリエイターならば自分の頭と手を使って何か作るべきです。それがほとんど見られずに無駄になるとしても・・・。

他人のコンテンツはあくまでも他人のものです。それを自分のものとして無断で使っていいわけがありません。

この辺りは著作権の話でよく出てくるのでサイト運営者であれば知らないでは済まされない問題です。

埋め込みを前提としているコンテンツの場合はどうなのか?

確かにTwitterやYouTubeなど、インターネット全体へ公開されることを前提にしていて、かつ、埋め込み用のコードを運営側が提供しているのであれば、そのコンテンツは引用という枠の中であれば、ある程度自由に利用していいでしょう。

そのようなコンテンツの場合、サービスの運営元やコンテンツの権利者が自主的に削除することも可能=相手の手元に削除権限が残っていて公衆送信権などの問題も発生しにくいので、自分のサーバーに全部アップロードするよりはマシだと思います。

それと著作権法とは別に各サービスの利用規約への同意も必要ですし。

もちろん画像など直リンクを禁止しているものの場合はダウンロード⇒自分のサーバーにアップロードという流れを例外的に踏む必要があります。

それと引用コンテンツだけで記事を作成してはダメです。あくまでも引用は「主従の関係性」というものが重要になってきます。

動画をYouTubeから何本か貼りつけただけで「記事完成!」というのはそもそも権利者の許諾がなければ許されません。

この点は著作権をGoogle検索してみればすぐに結果が表示されるので一度確認しておくことをオススメします。

まとめ

以前の投稿では「最近はあまりにも権利関係にうるさすぎる」と文句を言ってましたが、流石にそういったサイトを見ているとその人たちが言っていることにある程度の説得力があることに気づきます。

自己のコンテンツは自分のものですが、他人のコンテンツは他人のものです。

引用以外で許可を取らずにまるまる掲載することはそもそも許されていません。

ただし引用の場合は著作権法第32条1項に掲げられる「公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれる」という要件を満たす必要があります。

これについては脱ゴーマニズム宣言事件を参考にされてみるといいと思います。

そういう他人のコンテンツを丸パクリしている方々は、他人が黙認していてくれるという善意を勝手に自分の権利だと勘違いせず、ちゃんと許可などを取ったほうがいいと思いますよ。

こちらとしてはそういった方々が訴えられて消えていってくれたほうが運営もやりやすくなるわけですが・・・。



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