【公開日】 2017年09月15日  【最終更新】 2017年09月24日

『Apple Watch Series 3』についてのまとめ

【この記事を読むのに必要な時間は約〈 16 分25秒 〉です。】

画像:Apple Watch Series 3|Apple公式サイト

Appleが日本時間9月13日午前2時から開催した発表イベントでiPhoneの最新モデルとなる『iPhone8』及び10周年記念モデル『iPhoneX』を発表しました。

今回は事前にリークされていたウワサの精度が高かったため、「やっぱりか・・・」と思う部分が多かったのですが、個人的な備忘録も兼ねて今回発表された情報をまとめておこうと思います。

長くなりそうなので今回は『Apple Watch Series 3』の情報をまとめておきます。

Apple Watchが携帯電波に対応

前々から期待されていたことですが、今回発表された『Apple Watch Series 3』には携帯電話通信機能が搭載されたセルラーモデルが加わりました

今まではiPhoneが近くになければ使うことができなかった『付属品』扱いでしたが、通信機能が搭載されたことにより単独で外に持ち出すことが可能になりました。

ただし、セルラーモデルについてはやはり単独で契約することはできないようで、

Apple Watch Series 3(GPS + Cellularモデル)を利用するには、iOS 11以降を搭載したiPhone 6以降が必要です。Apple WatchとiPhoneのサービスプロバイダが同一であることが必要です。

Apple Watch Series 3|Apple公式サイト

という記述が公式サイト内に記載されています。

つまり、今回も残念ながら「単独での携帯電話としての使用は不可能」ということのようです。

 

しかも『iOS11以降を搭載したiPhone6以降』というiPhone5s以前のiPhoneとの組み合わせでは使用できないことを発表しているので、もしApple Watchを購入しようという場合にはある程度新しい機種を使うことが前提となります。

ここはちょっと残念ですね。

 

また『同一プロバイダでの通信サービス提供』も必要なので、実質的には3大キャリア縛りとなりそうです。MVNOをお使いの場合はこのApple Watch Series 3のフル機能を使うのは現実的に厳しいかもしれません。

この点に関しては下記のサイトの記述が参考になると思います。

 ここで問題となるのがMVNOでの利用です。Apple Watch S3がeSIMを採用し、iPhoneと同一電話番号を利用可能などとしている以上、「勝手に端末を買ってきて勝手にSIMを入れる」というわけにはいきません。そもそもSIMカードスロットが無いのですから。

セルラー版Apple Watch S3、大手キャリアの契約が必須に?MVNOでは利用できない?|すまほん!

なるほど・・・物理SIMではなくeSIM(情報を端末内部に保存し、都度書き換えることで対応するシステム)になっているというわけですか・・・。

これではApple、若しくは販売キャリア側が書き換えを認めない限りMVNOでの運用は難しそうですね。

他のサイトでも認識は同じようです。

Appleから新たに発表された「Apple Watchシリーズ3」は、単体での携帯電話回線での通信・通話に対応するようになりましたが、格安SIMではやはり利用できない可能性が高いので注意が必要です。

注意!Apple Watchシリーズ3は格安SIMでは利用できない可能性が高い|iPhone Mania

iPhoneに関する情報を専門に扱っているiPhone Maniaさんのサイトでも同じような記述になっているので、やっぱり3大キャリア以外のMVNOでは利用するのは難しいというのが多くの人の見方のようです。

というわけなので現状では携帯電波対応(iPhoneを正式に扱っている大手3社のものに限る)という状態のようです。

発売後の検証結果は・・・

発売後のMVNOでのセットアップでもやはり上手くいかなかったようです。複数のサイトでまとめてあるようなのでそちらを参考にどうぞ。

 Apple Watch Series 3の単独通話/通信機能は、現時点ではMVNOユーザーは利用できないことになります。

Apple Watch S3、やはりMVNOではLTE機能を利用不可か|すまほん!!

こちらはケータイWatchの記事。

eSIMという仕組み上、「Apple Watch Series 3」の回線をMVNOにするのは難しいのでは、と説明するのはIIJだ。

「Apple Watch 3」セルラーモデルに落とし穴? MVNOでは利用できず|ケータイWatch

ここまでは下のIIJMIOのツイートを元にしているようです。

そして下の記事はApple Watch Series3の初期設定について詳しく書いてあるGIZMODOの記事。

やはりMVNOではApple Watch Series 3のモバイル通信は契約できないみたいです。クスン…。

「Apple Watch Series 3(GPS+Cellular)」はMVNOでも使える? 初期設定はこんな感じでした|GIZMODO

ということでMVNOでのApple Watch単独での通信機能は利用不可でファイナルアンサーですね。

でもeSIMという技術のせいではなく、あくまでもMVNO側に顧客管理機能の縛りがついたままだというのが問題の本質なのでそこは責めてもしょうがないですよね・・・。

発売日と価格について

Apple Watch Series 3の発売日は9月22日(予約開始は9月15日)、価格は次のようになっています。

GPSモデル

モデル名 価格
Apple Watch 36,800円(税別)~
Apple Watch Nike+ 36,800円(税別)~

GPS+Celllerモデル

モデル名 価格
Apple Watch 45,800円(税別)~
Apple Watch Nike+ 45,800円(税別)~
Apple Watch Hermès 124,800円(税別)~
Apple Watch Edition 139,800円(税別)~

一番高いのはエルメスモデルの149,800円(税別)のようです。さすがにそこまでのものを選ぶ人はこのサイトなんて見てないと思いますが(笑)

詳しい種類についてはApple Watch公式サイトをご覧ください。

ちなみにGPSモデルは今までと変わらずiPhoneとの組み合わせで使うタイプで、対応端末も『iOS11以降を搭載したiPhone5s以降』とちょっと難易度は下がってます。もちろんGPSモデル単体では単独での音声通話などに対応していませんのでご注意ください。

その他の注目機能

Apple Watch Series 3の注目すべき機能としては他に次のようなものがあります。

  • 50メートルの耐水性能
  • 心拍センサー内蔵
  • 加速度センサー・ジャイロスコープ
  • Siri
  • Apple Pay
  • Apple Musicに対応

50メートル防水

当初(Series 1)はIPX7等級の防水性能を謳っていたApple Watchですが、Series 3はSeries 2同様、水圧についても多少防水度が上がっており、プールや海での一般的な使用でも問題なくなっているようです。

もちろんいくら防水を謳っているといってもお風呂などの気温差の激しい場所での使用は推奨されていないので、そういった使い方はやめておいたほうがいいかもしれません。

「50M防水」のワナについては次のサイトの説明を読んだほうが早いと思うのでそちらをどうぞ。

さて。結論からすると「全くオススメしません」。勿論お風呂に入ったらといって即浸水する、ということではなく、意外と大丈夫なことも多いのですが、以前時計店の店頭に立っていた頃なら尚更薦めません。

[1338-201609] お風呂で使わないために。Apple Watch Series 2の「50m耐水」を前に改めて「防水」について見直しておきましょう。|Life Style Image

ということなのでお風呂での使用はやめておきましょう。

心拍センサー

心拍数を常に計測してくれるセンサーで、iPhone上のヘルスケアアプリと連携してカンタンに健康管理が出来る優れものです。

バックグラウンドで動作し続けるようなのでいちいち測るために準備しなくていいというのもメリットですね。

使い方についてはこちらの記事が参考になるのではないでしょうか。

でも実は、心拍数アプリは常にバックグラウンドで測定してるので、わざわざ自分で心拍数アプリを起動しなくても良いんです。

Apple Watchの心拍数アプリの基本的な使い方|クルマ好きの幸福論

加速度センサー・ジャイロスコープ

こちらのセンサー類もApple Watchを装着している人の動きを検知し、ワークアウト時などのカロリー消費量の計算などに使用されます。

そのため、水中などで心拍センサーが上手く働かない場合でも、より精度の高い結果を求めることが出来るということのようです。

Siri

もうiPhoneユーザーにはおなじみの音声アシスタントです。

話しかけることにより様々な情報を表示・設定してくれたり、面白い回答をしてくれることもあります。

おもしろ回答についてはこちらのまとめをご覧ください。和めます(笑)。

ちなみに公式の紹介ページは下記になります。

Apple Watch で Siri を使う|Apple公式サイト

Apple Pay

iPhone7以降及びApple Watch Series 2以降のアップル製デバイスで使えるNFC(お財布ケータイ)機能です。

Suicaにも対応し、わざわざ財布やクレジットカードを持ち歩かなくても対応していれば簡単に支払いができます。

最近だとMacBook ProにTouch IDが搭載されたことでも話題になりました。

具体的な内容についてはAppleの公式サイトをご覧ください。

Apple Music対応

今回のSeries 3からセルラーモデルが登場したことにより、Apple Watch単体で手間を掛けること無くApple Musicを聴くことが出来るようになりました。

今まではApple Watch単体で持ち歩いた場合には通信機能が無いために聴けなかったApple Musicなのでヘビーユーザーにとっては朗報なのかもしれません。

もちろん通信機能のないデバイスでも聴く方法はあるようなので、GPSモデルを購入する場合でも多少手間はかかりますがApple Watch単体での視聴は可能だと思います。

Apple Watchのメリットの総評

基本的には『防水対応』『Apple Pay』『心拍センサー』『Siri』が目玉だと思います。

ただし、あくまでも「サブデバイス」としての扱いなので過信は禁物ですが。

もしApple Watchが単体で契約できればより魅力的になると思うのでそこはやはり残念ですね。

キャリア契約について

セルラーモデルについてはすでに大手3キャリア(au・Docomo・Softbank)がApple Watch向けのプランを発表しています。

ここでは簡単に説明しておこうと思います。

キャリア名 プラン名 月額
NTT DOCOMO ワンナンバーサービス  500円
SOFTBANK Apple Watch モバイル通信サービス  350円
AU ナンバーシェア  350円

とりあえず3社の発表したセルラーモデルのApple Watch向け料金プランは上の表のようになっています。

各社とも上記のプランへの加入に加え、iPhone6以降の端末の指定プランへの加入が必須となっています。具体的なプラン名についてはSoftBankdocomoauの各ホームページをご覧くださいm(_ _)m

※この料金の中にはApple Watch本体の端末料金は含まれていないので注意が必要です。

Series 3の価格はまだキャリアからは発表されていませんが、おそらく公式サイトと同程度の金額(45,800円~)になると思われます。auのSeries 2向けの料金表から考えても割賦契約の場合2,000円/月程度(サポートでさらに割引される可能性あり)になるのではないでしょうか。

 

※Apple Watch Series 3の価格が発表されているので追記です。

・auは2,061円/月~3,816円/月の24回払いで一括払いだと49,464円~91,584円となっています。詳細についてはこちら(Apple Watch Series 3価格表|au公式サイト)をご覧ください。

・SoftBankはゼロ金利キャンペーンでの価格が分割払いで2,061円/月~3,816 円/月、一括払いが49,464円~91,584円とauと同額です。詳細についてはこちらのページ(Apple Watch価格表|SoftBank公式サイト)をご覧ください。

・docomoは上記2社に比べ取り扱う種類が少ない(高価なステンレススチールケースモデルは取り扱わない)ため、2,061円/月~2,196円/月の24回払いで、一括払いについては49,464円~52,704円となっています。詳細はこちら(Apple Watch Series 3(GPS + Cellularモデル)価格表|docomo公式サイト)でご確認ください。

キャリア 一括価格 分割価格
au 49,464円~91,584円  2,061円~3,816円/月
softbank 49,464円~91,584円  2,061円~3,816円/月
docomo 49,464円~52,704円  2,061円~2,196円/月

今回は少し高価な種類も取り扱うので想定よりもちょっと価格が上のようですが、だいたい横並びの金額ですね。割引などは特に記載が見当たらないので購入の際はこの金額を目安にして良さそうです。

 

また3社とも初回180日間(6ヶ月)分のApple Watch向けプランの基本使用料が無料となることを発表しています。(SoftBank・docomoは2018年3月31日まで、auは2018年12月31日までの申し込み分までとなっています。)

 

とりあえずまた何か新しい発表があれば出来る限り追記していこうと思いますm(_ _)m



オーサー紹介

ほんと参った

一応このブログの管理をやっております。
基本スタンスは「テキトーにやる」なので、あまり期待せずに見ていただければ幸いです。
何か御用がありましたらお問い合わせページよりご連絡ください。
ちなみにnoteはこちらからどうぞ。

スポンサーリンク

『Apple Watch Series 3』についてのまとめ” への2件のフィードバック

    1. コメントありがとうございます。

      たしかに最初から単独で使えるモデルを出したほうがより多くの人から注目されたのではないかと思います。
      ただし、初期のApple WatchはあくまでもiPhoneの「販促グッズ」としての側面が強かったのでその点はしょうがないのかもしれません。

      結局、今回も「iPhoneとの合わせ売りのためのサブデバイス」という立場にとどまっていますし・・・。
      次こそはApple Watch単体で契約できることを願うばかりですね。

コメントを残す