【公開日】 2017年09月19日  【最終更新】 2017年11月24日

iPhoneXとiPhone8についてのまとめ。

【この記事を読むのに必要な時間は約〈 40 分39秒 〉です。】

前回Apple Watchについて書いたので今回はイベントのメインでもあったiPhoneX(テン)とiPhone8についてまとめておこうと思います。

すでに他のサイトである程度の情報はまとめられているはずなので、そういったサイトを参考にしながらまとめていきますm(_ _)m

相当長いので必要なところだけ抜き出して読んでいただければ幸いです。

iPhone8/iPhone8Plus

画像:Apple公式サイト

iPhone7の正当な後継機種として発表されました。外観や機能的にはあまり変化がないのですが、iPhone4Sを最後にiPhone5以降は金属(アルミ)筐体だったiPhoneにガラスボディが復活したことが注目すべきポイントです。

また機能面での注目すべきポイントは「ワイヤレス充電に対応した」という点でしょう。Qi(チー)規格のワイヤレス充電器に対応しているということなので、すでに市販されているワイヤレス充電器を使うことができるようです。

Qiというのは国際化されたワイヤレス充電規格で空港やホテルなどでも利用されているということです。

Qiの利点|Wireless Power Consortium(WPC)

 

Qi規格の充電器については以下のサイトを参考にしてみてください。

Qi(チー)規格のスマホ用ワイヤレス充電器おすすめ10選。充電は置くだけで済ませちゃおう|SAKIDORI

 

ちなみにイベントの最後に登場したアップル純正のワイヤレス充電器『AirPowerマット』については2018年に登場予定ということなので手に入るのはもう少し後になりそうです。

サイズと重さ

iPhone8のサイズは縦138.4 mm×横67.3 mm×厚さ7.3 mm、iPhone8Plusのサイズは縦158.4 mm×横78.1 mm×厚さ7.5 mmとなっており、公式サイト記載の数値でiPhone7/iPhone7Plusと比べた場合のサイズはほぼ同じです。

重さについてはiPhone8は148g、iPhone8Plusは202gで、iPhone7の138g、iPhone7Plusの188gと比較すると10g~14g重くなっているようです。

ディスプレイはiPhone6以降と変わらず、iPhone8が4.7インチ、iPhone8Plusが5.5インチです。

 

参考までに

  • SONYのXperia XZ(5.2インチ)が161g
  • SamsungのGalaxy S8(5.8インチ)が150g
  • SHARPのAQUOS R(5.3インチ)が169g

となっているので、iPhone8については特に重いというわけではないようです。

ですが、5.5インチのiPhone 8 Plusは30~50gほど他社製Android搭載スマホより重いことになります。

ガラスパネルが復活した分、多少重くなっているのかもしれません。

本体の強度に難アリ?

本体表面にガラスを使用しているiPhone 8/iPhone 8 Plusですが、やはり「スマートフォン史上、最も耐久性のあるガラス」を使用しても強度はあまり向上していないようです。

現実で起こりうる場面を想定した実験とはいえ、落とす場所などによって損傷の大きさは異なります。腰の高さからの落下でも大きなダメージとなる場合がありえますので、やはり保護ケースを使用するほうがよさそうです。

iPhone8をいろいろな高さから落としてみた|iPhone Mania

ガラス自体の強度はあっても、スマートフォンの場合には重さなども考慮する必要があることからガラスの薄さが強度のネックになっているのではないでしょうか。やはりガラスボディは耐衝撃性で考えるとそのままで使用するのは厳しいのかもしれません。

保護ケースの利用をAppleがオススメしているようなので、よく落としたりする場合にはケース必須だと思います。

より詳しくは上記のリンクからご覧ください。

本体カラー

iPhone 8/iPhone 8 Plusの本体カラーは『ゴールド』『シルバー』『スペースグレイ』の3色です。

iPhone7にあった『ローズゴールド』『ジェットブラック』は今回のラインナップには含まれていないようです。

この本体カラーの減少の理由はおそらくガラスパネルになったために製造面での手間が増えたことだと考えられますが、iPhone 7で人気のあったカラーがなくなったのはちょっと残念ですね。

もしかしたら後から追加される可能性が無きにしもあらず・・・と信じておきましょう(・∀・)

チップ(SoC)

チップについてはiPhone7で搭載されていた4コアのA10 fusion(フュージョン)チップから、iPhone 8では6コアのA11 Bionic(バイオニック)チップへとアップグレードされました。

チップ性能がどの程度の向上したのかという点について、Apple公式サイトでは

A11 Bionic、登場。4つの効率コアはA10 Fusionより最大70パーセント高速。
2つの性能コアは最大25パーセント高速です。

iPhone8|Apple公式サイト

と説明しています。

ただしあくまでも公式発表のため、ベンチマークや実際の使用では少しバラツキが出るかもしれません。

 

ちなみにすでにA11と見られるチップのベンチマークがあるようですが、それによれば相当な高性能のようです。

こちらはクロスプラットフォーム向けのベンチマークソフト『Geekbench』での結果について。

iPhone 8シリーズやiPhone Xに搭載されるAppleの新SoC「A11 Bionic」は、Geekbenchのベンチマーク結果からiPad Proの「A10X Fusion」はおろか、ノートPCのMacBook Proの「Intel Core i5-7360U」をも上回る、とんでもない性能を持つことが明らかになっています。

iPhone 8/Xの「A11 Bionic」はMacBook ProのIntel Core i5を凌駕する性能を持つ|Gigazine

こちらは定番ベンチマークアプリの『Antutu』の結果。

なお、内訳でも3Dコアやシングルコア、マルチコア、などすべての面でA10やS835を上回っています。

iPhone X, 8, 8 PlusのAntutuベンチマーク、脅威の22万点超え!|スマホ評価・不具合ニュース

上記2つのベンチマークが事実だとすればスマートフォンだけではなく、ノートPC向けの低電圧版Corei5すら性能面で超えるということになります。

事実であれば「ものすごい高性能」ということになりますが、さすがに発売前の端末のため、正式なベンチマークについてはiPhone 8の発売後に出てくる測定結果を確認すべきだと思います。

 

さっそくこちらの記事に動作検証を行った動画が掲載されていたので追記です。

「iPhone 8 Plus」と「iPhone 7 Plus」の動作速度を比較した映像|気になる、記になる・・・

 

ベンチマークは動画の途中(6:17あたり)ででてきますが下のようになっています。

画像:iPhone 8 Plus vs iPhone 7 Plus SPEED TEST!|Youtube

左がiPhone 8、右がiPhone 7のようです。

上がシングルコア、下がマルチコアのスコアなので順当に性能が上がっているのが確認できます。マルチコアに至っては2倍近いスコアなのでかなりの性能アップのようです。

ちなみに動画の中身は「大して操作性は変わらない」といった感じでホームボタンをタップしたり、ゲームを起動したりして動作速度を確認しているものです。

 

気になる方は下の動画をご覧ください。

動画:iPhone 8 Plus vs iPhone 7 Plus SPEED TEST!|Youtube

 

そもそも今のスマホに積んであるチップ自体がオーバースペックな気もしますね・・・。

 

またA11 bionicチップに搭載されているGPUはAppleの独自設計だと言われています。

AppleがiPhone 8に載せたのは、独自に設計したGPUなのだ。GPUの、大量のコアの配列を動員する高速かつ強力な計算力は、自然言語処理や画像認識など機械学習のタスクにうってつけだ。

iPhone 8にはAppleが設計した独自のGPUが新しいA11 Bionicチップとともに載っている、機械学習のためだ|TechCrunch

その性能についてはAppleが公式に前作のA10 fusionチップから最大30%の性能アップと発表しています。

ARへの最適化を謳っていることからしても今回のiPhoneとその性能には期待していいのかもしれません。

 

加えて今回のチップには『ニューラルエンジン』というAI用のプロセッサが搭載されているようです。

ニューラルエンジンとは、Appleの3D顔認証技術であるFace IDや、絵文字を自分の表情に合わせてカスタマイズできるアニ文字などの機能を可能にする、機械学習アルゴリズム実行の要(かなめ)となるプロセッシングコアのことです。

iPhone X、ニューラルエンジンでパワフルな人工知能を実現|iPhone Mania

カメラなどで撮影した画像の動きを判別するためのコアのようで、今のところはiPhone X用のFace IDやAniMojiなどに用途が限定されていますが、将来的にはSiriなどの他のAIも端末上で処理してしまうのが狙いなのかもしれません。

iPhone 8には今のところあまり関係のない機能ですね・・・。

 

ちなみにAppleに見限られたイギリスのGPUメーカー『Imagination Technorogies 』ですが、中国系ファンド傘下の企業に買収されることが決定したようです。

イギリスに拠点を置く半導体メーカーのImagination Technologiesが、中国政府関連ファンド・Canyon Bridgeの子会社であるCBFIに買収されました。買収額は5億5000万ポンド(約830億円)です。

Appleに切り捨てられたGPUメーカーImagination Technologiesの身売りが確定|GIGAZINE

CPUやGPUといったコンピューターのコア部分のノウハウを持つ企業だけあって、やはりAppleに見限られても欲しがる企業は多いみたいです。

メモリ(RAM)

搭載しているメモリについてはまだ本体が発売されていないため確実な情報は無いようですが、現状分かっている話としては下記のサイトが参考になりそうです。

上記のグラフからも分かるとおり、基本的にはiPhone7シリーズを踏襲したメモリー構成となっています。

iPhone XやiPhone8の搭載メモリーが判明か〜最大で3GB|iPhone Mania

グラフについては掲載元のiPhone Maniaさんのサイトのほうで確認していただくとして、搭載しているメモリ(RAM)はiPhone 7と同様、iPhone 8は2GB、iPhone 8 Plusは3GBということのようです。

もし、Androidに対抗できる6GBなどの大容量メモリを積むのであれば製品の重要なアピールポイントになるため、何も言及していないところを見ると上の話も頷けるのではないでしょうか。

 

と言ってもメモリの管理の仕方そのものがAndroidとiOSでは違うので、よほど重いアプリや動画などを扱わなければ2GB~3GBでも十分だと思います。

実際の搭載量が判明

さっそく分解した結果が出ているようなので追記です。

それによるとやはり予想通り、iPhone 8が2GB、iPhone 8 Plusが3GBでiPhone7と同等のようです。

内蔵メモリー(RAM)はiPhone 8がiPhone 7やiPhone 6sと同じく2GB LPDDR4、iPhone 8 PlusがiPhone 7 Plusと同じく3GB LPDDR4を搭載しています。

Appleの新スマホ「iPhone 8」と「iPhone 8 Plus」がiFixitによって分解!RAMは8が2GB、8 Plusが3GBと変わらず、電池容量はともに7シリーズよりも1割程度減少|S-MAX(エスマックス)

まあ、iPhone6sやiPhone7で「動作が重い」という話は個人的に知る限りでは聞いたことがないので、この搭載量は妥当ではないでしょうか。

本体容量(ストレージ)

本体容量についてはiPhone 8/iPhone 8 Plusとも64GBと256GBの2モデルのみとなっています。

iPhone 7では32GBと128GBだったので今回は容量が2倍になったということですね。

おそらく4KやARなどのコンテンツを拡充していくにあたって32GBでは容量が足りなくなるという判断なのかもしれません。

通常使用では外部保存用のSDカードがなくてもまったく問題にならない程度の容量なのではないでしょうか。

カメラ性能

iPhone 8のカメラ性能については基本的な部分はiPhone 7と変わらないようですが、センサー部分については性能が向上しているようです。画素数についてはメイン(リア)カメラが12メガピクセル、イン(フロント)カメラが7メガピクセルとなっています。

もちろん本体に搭載されているチップが高性能になった分、反応速度なども向上している可能性があります。

 

ちなみにiPhone 8 Plusではベータ版ですがポートレートライティング機能が新たに追加されています。ポートレートライティングとは「人物写真における光の具合の調整」くらいの意味合いで考えればわかりやすいと思います。要は光の当たり具合をディスプレイ上で調整できる機能のようです。

この機能を使うと撮影前のプレビュー画面などで調整できるようで、Appleの公式ページにも

ポートレートモードでは、デュアルカメラと新しいフェイシャルランドマークが、スタジオ品質の
ドラマチックな照明エフェクトを生み出します。

iPhone 8/iPhone 8 Plus|Apple公式サイト

と説明されています。スタジオ品質という言葉を使っているあたり、それなりに自信があるのかもしれません。

ポートレートライティング機能の具体的な説明については以下のサイトをご覧ください。

iPhone 8のカメラには、これまでのポートレートモード(Portrait Mode)に加えて、“ポートレートライティング”(Portrait Lighting)という新しい機能がある。この機能は機械学習を使ってカメラの画像をリアルタイムで分析し、それに基づいてプレビュー段階またはPhotosアプリで撮影後に、ライティングの効果を変えられる。

iPhone 8のカメラのポートレートライティング機能でプロがスタジオで撮ったような高級感ある写真を作れる|TechCrunch

こういった機能が証明写真とかに使えるといちいち撮影に行かずに済むので楽なんですが・・・。

 

また、iPhone 7では30fpsのみだった4K動画撮影時のフレームレート(1秒間に含むコマの数)ですが、iPhone 8では24fps、60fpsにも対応し、4K動画の容量を少しでも削りたい場合やよりなめらかな動画を撮影したい場合に選択できるようになりました。

そして、両モデル共通で、新たに4K/60fps動画撮影が可能になったほか、カメラはAR(オーグメンテッドリアリティ)機能に最適化されています。

「iPhone 8 / iPhone 8 Plus」が発表 ―4K/60fps撮影とワイヤレス充電が可能に|GGSOKU

もちろん60fpsで撮影した場合はデータ容量的には大きくなるのであまり使いすぎるのはオススメできませんが・・・。

防水機能

こちらもiPhone 7と変わらず『IP67等級相当の防水・防塵性能』となっています。

日常生活レベルでは壊れるようなものではないと思うのですが、以下の記事を読むとやっぱり過信は禁物だと思います。

特にシャワー中に使ったのは良くない使い方だったとはいえ、他の防水スマホや同じ耐水性能を謳うApple製品(Apple Watch)と比べて、かなり水に弱いと思ってしまいました( ´・‿・`)

iPhone 7 Plusを、シャワー中に使ったり水ですすいだりしてたら、水没判定で有償交換となってしまった話|ガジェットポエム

お風呂やシャワーなどの温度変化が伴う場所での使用、水以外の液体(アルコール・油など)に浸すなどの行為はやめておいたほうが良さそうです。

ちなみにiPhone 8の水濡れによる故障は保証対象外のようです。

iPhone 8とiPhone 8 Plusは防沫性能、耐水性能、防塵性能を備えており、実験室の管理された条件下でのテストにより、IEC規格60529にもとづくIP67等級に適合しています。防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。iPhoneが濡れている場合は充電しないでください。クリーニングと乾燥の方法についてはユーザガイドをご覧ください。液体による損傷は保証の対象になりません。

iPhone 8|iPhone公式サイト

ということなので高価な機種ですし、水気のあるところでの使用については気をつけたほうが良さそうです。

 

その他

iPhone 8にはその他にもApple PayやSiri、ステレオスピーカー、3DタッチなどiPhone 7に搭載されていた機能が機能を向上させるなどして引き続き搭載されています。

詳細については各ページをご覧ください。

 

またディスプレイには新たに『True Toneディスプレイ』が採用されています。

True Toneディスプレイの詳細については下の記事をご覧ください。

True Tone ディスプレイとは

異なる環境でも(iPad Pro のディスプレイの)色が一貫して表示されるように、環境光の状況に応じて iPad が自動的に調節してくれる機能のことです。

iPad Pro(9.7インチ) – True Toneディスプレイの設定(オン/オフ)|PC設定のカルマ

これによって端末や環境によって違って見える色をより自然に表示させることができるようです。

iPhone 8/iPhone 8 Plusのまとめ

iPhone 8はやはりiPhone7のスペックアップと考えるのが自然です。今までのiPhoneの表記方法であれば「iPhone 7s」と言われるべき機種だと思います。

外観の変化は背面がワイヤレス充電のためにガラスパネルになったくらいしか変化が見つかりません。目に見えない部分(ストレージ、カメラセンサー、SoCなど)は性能が向上していますが、ナンバリングを変えるほどの必要がある変化はないように思います。

もちろんワイヤレス充電や本体ストレージの増加については大きな変化なので、iPhone6などからの機種変更は損はないと思いますが、iPhone7/iPhone7Plusをお使いの場合はこの機種への変更は正直なところ微妙だと思います。

もしiPhone7から機種変更するのであれば背面のガラスパネルとQi規格のワイヤレス充電が気に入るかどうかがポイントになると思います。

ちなみに今まで通り通常のアダプタからの充電にも対応しているのでそこはご安心を。

iPhone X(アイフォン テン)

画像:Apple公式サイト

今回のイベントの主役はiPhone 8ではなく間違いなくこちらのiPhone X(テン)でしょう。

わざわざナンバリングではなく『X』を使ってきたあたり、Appleも結構本気のようです。

ちなみに位置づけとしてはiPhoneの10周年記念モデルというものなので、iPhone 9が来年以降に登場するのかは誰にもわかりません(笑)

 

外観はホームボタンなどの前面の凹凸を一切なくし、ベゼル(画面の周囲にある枠)を極限まで削った、フロント全体がディスプレイという明らかにSamsungのGalaxy S8などをライバル視していると思われる製品です。

デザイン的には今までにない完全に新しいiPhoneという感じなのでイベントでの受けも良かったようです。

ではさっそく見ていきましょう。

ディスプレイ

iPhone Xのディスプレイは5.8インチの有機EL(SuperRetinaディスプレイ)です。3Dタッチにも対応しています。

ディスプレイは2,436×1,125ピクセル、解像度は458ppiという超高精細ディスプレイです。

 

補足までにピクセルとはディスプレイ全体にどれだけピクセル(≒画素数)があるか、解像度とは1インチ=2.54センチあたりにピクセルがいくつ並んでいるかを示したものだそうです。

詳しい説明は下記サイトをご覧ください。

1インチは2.54cmですので、2.54cmあたりにいくつのピクセルがあるのかを表します。
PPIというのは1インチ四方ではなく、1インチという長さにピクセルがいくつ並んでいるかということです。
例えば、100PPIと書いてあれば、1インチ(2.54cm)に100ピクセル詰まっているということです。

【単位超入門】ピクセル、ドット、PPI、DPI、解像度、メートル、インチ、ポイント|Qiita

つまり、ppiの数値が大きければそれだけ1ピクセルの大きさは小さくなる=高精細になるということですね。

ちなみに人間が認識できる解像度については300ppi程度と言われているようです。詳しくは下記の富士通マーケティングのオウンドメディアが参考になります。

実は、人間の網膜が認識できるピクセル密度には限界があると言われています。もちろん個人差はありますが、1つ1つの点を認識できる「分解能」は300ppi前後と言われています。

 4Kの次は8K? 人間の目はどこまで認識できる?|azmarche

 

iPhone 8に使用されているRetina HDディスプレイが1,334×750ピクセル、解像度は326ppiなので、実質的にはこれ以上のディスプレイ解像度があっても人の目には認識できないレベルということになります。

下記のページでインチ数とディスプレイ画素数(ピクセル)からだいたいのppiを計算してくれるので、気になる方はご自身で計算してみると面白いですよ。

ppi 画素密度計算|testpage.jp

 

要するにiPhone Xで使用されているSuper Retinaディスプレイは今までのiPhone以上に高精細で点が認識できないほど細かいってことですね。

サイズ・重さ

iPhone Xのサイズは縦143.6 mm×横70.9 mm×厚さ7.7 mmで4.7インチのiPhone 8のサイズ縦138.4 mm×横67.3 mm×厚さ7.3 mmよりちょっと大きいくらいです。5.5インチのiPhone 8 Plusと比較すると小ささが際立ちます。

おそらくベゼルがなくなったことでiPhone 8に比べディスプレイサイズが大型化したにも関わらず、本体サイズがあまり変わらないのだと思います。

 

ちなみに誤差ではありますが、実はiPhone XのほうがiPhone 8 Plusよりもディスプレイが小さいといわれているようです。

つまり、5.8インチのiPhone Xは、5.5インチのiPhone8 Plusのスクリーンに比べて、2.6%小さい計算になります。一方で、4.7インチのiPhone8に対しては、iPhone Xは18.6%大きい計算になります。

5.8インチのiPhone Xは、5.5インチの8 Plusよりディスプレイが小さい|iPhone Mania

たしかに対角線の長さ=インチなので縦か横のどちらかが長くなればインチ数は大きくなりますね。

ほぼ全画面スマホのGalaxy S8の場合も5.8インチですが、縦149mm×横68mm×厚さ8.0 mmとiPhone Xと比べても縦の長さが目立つので、ディスプレイが縦長だということがわかります。

といってもこの程度だと誤差の範囲なのであまり気にしなくてもいいように思います。

 

そして重さは174 g。「ちょっと重いかな」とは思いますが、なかなか比較するのに丁度いいものがないので比較が難しいです。

コメ1合で約150g、小さい缶コーヒー1本で190gということなのでだいたいその程度の重さということですね。

 

とりあえず本体サイズや重さから考えるにiPhone 8 PlusやiPhone 7 Plusよりは持ちやすいはずです。

本体カラー

iPhone Xの本体カラーは『スペースグレイ』と『シルバー』の2色です。

ディスプレイ側のセンサー部分や画面の縁の部分については両方とも黒になっています。

 

背面はiPhone 8/iPhone 8 Plus同様、ガラスでコーティングされており、フレーム部分はステンレススチール製で持ちやすいように丸みがあります。

やはりガラスで挟まれたアップルのロゴは綺麗です。

せっかくのデザインなのでカバーなどで隠してしまうのはもったいない感じがしますが、「ガラスボディであること」と「本体カラーが2色しかないこと」から、大切に扱うのであればカバーやケースを装着する必要があるかもしれません。

下記の記事をお読みいただければわかると思いますが、iPhone XのAppleCare+加入代金は今までの機種よりも5,000円ほど高くなっています。

iPhone Xに関してはやはり本体価格の高さも相まって、ひとまわ…二回り高い設定になっています。

落としたら負けだ。「iPhone X」のAppleCare+は22,800円|ギズモード

しかも画面割れの場合は修理時にこの金額に3,400円別に支払いが発生するらしいですし、この金額での修理も最大2回までと制限されています。

過失や事故による損傷に対する修理などのサービスを、画面の損傷は1回につき3,400円(税別)、そのほかの損傷は1回につき11,800円(税別)のサービス料で最大2回まで受けることができます。

AppleCare+iPhone|Apple公式サイト

よく落とす人はやっぱり何らかの保護パーツが必要ですね・・・。

チップ(SoC)

iPhone X搭載のチップはiPhone 8と同じくA11 Bionicチップです。

詳しい点については上のiPhone 8/iPhone 8 Plusのチップ(SoC)の項目をご覧ください。

ちなみにiPhone 8では現状ではあまり意味をなさないニューラルエンジンですが、iPhone Xでは顔認証システム『Face ID』や動く絵文字『Animoji(アニ文字)』などの機能で使うことができますよ(・∀・)

というよりはおそらくA11チップ自体がiPhone X用に最適化されているんだと思います。

メモリ(RAM)

iPhone Xに搭載されているメモリの量はいま出ているウワサではiPhone 8 Plusと同じ3GBだといわれています。

iPhoneのメモリはiPhone 4Sの512MB ⇒ iPhone5・iPhone 5s・iPhone6/iPhone 6 Plusの1GB ⇒ iPhone 6s/iPhone 6s Plus・iPhone7・iPhone 8(仮)の2GB ⇒ iPhone 7 Plus・iPhone 8 Plus(仮)・iPhone X(仮)の3GBといった感じで少しずつ増加してきています。

ちょっと古いですがこちらの記事に掲載されている表がわかりやすいと思います。

iPhone6s/6s Plusのメモリの進化、2GBに増えただけじゃない!|iPhone Mania

 

これをみると画面の大きい端末の場合は同じ時期に販売された端末よりも少し多めにメモリが搭載されているようです。

ちなみにメモリ自体の性能も4S時代のLPDDR2(100~533MHz)から現在はLPDDR4(800~1600MHz)にまで向上しているので、メモリの処理速度そのものが速くなっています。

さすがにLPDDR5はまだだと思います。

iOSそのものがメモリを上手くコントロールしているということなので十分な搭載量だと思いますよ。

本体容量(ストレージ)

iPhone Xの本体容量はiPhone 8と同じで64GB・256GBの2通りになっています。

おそらく搭載しているストレージそのものは同じものなのではないでしょうか。

上で書いたように、よほどヘビーな使い方をしない限りは足りなくなることはないと思います。

カメラ性能

カメラ性能ですがメイン(リア)カメラについてはiPhone 8と同じですが、望遠レンズへの手ブレ補正機能の追加など多少違う点もあるようです。

7よりイメージセンサーはさらに進化しましたが、ポートレートライティングに関しては、8はナシ、8 Plusはメインカメラのみ、Xはフロントカメラでも可となっています。Xは望遠での手ブレ補正にも対応していますから、撮影に関しては、すべての面でiPhone Xがワンランク上と言えます。

iPhone Xのナゾを実機でズバっと解決 カメラ機能はすべての面でワンランク上|Engadget日本版

 

フロントカメラには『TrueDepthカメラ』といわれる新たなテクノロジーが採用されています。

TrueDepthカメラの詳細についてはApple公式にできることがびっしりと書いてありますので、そちらをご覧いただいたほうがわかりやすいと思います。

簡単に説明するとディスプレイ上部にあるセンサー部に赤外線センサーや近接センサーなど複数のセンサーが搭載されていて人の顔の筋肉の動きなど細かい部分まで読み取ることができるというものです。

このおかげで『Face ID』や『Animoji』が可能になったということですね。ちなみにiPhone 8のカメラ性能の項目で説明した『ポートレートライティング』機能はiPhone Xではフロントカメラにも搭載されているようです。

近距離で自撮り(セルフィー)にはうってつけの機種ですね。

防水性能

iPhone Xの防水機能はiPhone7、iPhone 8と同様にIP67等級での防水・防塵となっています。

注意点はすでにiPhone 8の項目で書いたのでそちらをご覧くださいm(_ _)m

より高性能なセンサーを積んでいたりするので壊れやすそうに思いがちですが、流石にそのあたりのことはAppleも考慮しているようです。

もちろん『カタログスペック』なので故障した場合のリスクを考えると水没実験なんかはやめといたほうがいいと思います。

TouchIDについて

iPhone Xでは指紋認証システム『TouchID』は搭載されていません

代わりにロック解除には『パスコード』もしくは新しく搭載された顔認証システム『Face ID』を使用します。

Apple Pay使用の際の認証もFace IDで行うことが発表イベントで公開された動画の中でもはっきりと示されていました。

Face IDはTouchIDに比べ20倍安全とAppleは主張しており、目を閉じた状態や顔を模したマスクなどではごまかされないといわれています。

また、本人がメガネを掛けたり帽子をかぶっても認識できるということです。

カメラで認識した顔のデータについてはチップの中で保管し外部への送信は行わず、その処理はチップ内のニューラルエンジンで行われます。

また画面に注視しているときだけ認識するということなので寝顔や写真では反応しないってことらしいです。

とりあえず「iPhone 8はTouchID、iPhone XはFace ID」という認識でいいと思います。

 

Face IDについての詳しい点は下記のページをご覧ください。

Face ID -iPhone X-|Apple公式サイト

 

他にも参考になるサイトがあるのでこちらもどうぞ。

iPhone Xの顔認証「Face ID」は安全? Appleの対策とは|AppBank

 

下の記事は顔認証の危険性についての記事なので気になる人は読んでみるといいのではないでしょうか。

iPhone Xの顔認証機能「Face ID」でスマホをロック解除すべきではない理由|GIGAZINE

 

その他

iPhone Xはフロントカメラ『TrueDepthカメラ』を使用して『Animoji』という動く絵文字を使うことができます。

表情に連動して動くので、ゲームなど顔を見られたくない相手との交流にも使えたら便利、と思えるほど面白い機能です。

Emojiを表情で動かせる新機能「Animoji」に感じた並々ならぬ可能性|GIZMODO

iOS11の機能ですが残念ながら現状対応しているのはiPhone XだけのようなのでAnimojiを使ってみたいという方は間違いなくiPhone Xがおすすめです。

『Animoji』は他のiPhoneでも動く?!

一応、TrueDepthカメラを搭載していない他のiPhoneでも動くかも知れないということですが、やはり表現の精度が落ちるようです。

どうやら、AnimojiはTrueDepthカメラを覆い隠していても一応使えるようなんです…一応ね。

iPhone Xのアニ文字はTrueDepthカメラのセンサー部分を覆い隠しても「一応」動くらしい。|GIZMODO

やっぱり自然な表情だからこその魅力なので、高度なセンサーを積んでいるiPhone XのTrueDepthカメラならでは、ってことみたいですね。

操作方法が従来から変更に。

またホームボタンがなくなったため、Siriの起動方法などの今までの操作方法が変わっているようです。

具体的には下記のサイトをご覧いただくとわかりやすいと思います。

さて他にも、これまでホームボタンの長押しで起動できたSiriは「スリープボタンの長押し」に、スリープボタンとホームボタンの同時押しで撮影できていたスクリーンショットは「スリープボタンと音量の上ボタンの同時押し」になどかなりの変更が加えられています。

iPhone Xの操作方法は?一から十までまったく違う!|カミアプ

下から上にスワイプでアプリを閉じるなどまったく違う使用感になりそうですね。

AppleがiPhone Xの操作動画を公開

操作方法や機能についての説明動画がYouTubeに掲載されているようです。

Face IDやAnimoji、ホームボタンの代替操作などを知りたい!という方はこちらの動画をみればどんな感覚なのかわかると思います。

動画:iPhone X―ビデオガイド―Apple|Youtube

iPhone Xについてのまとめ

iPhone Xは10周年記念のプレミアムモデルというだけのことはあります。

外観だけではなく、新たな機能も積極的に導入してきているので今までのiPhoneとは一線を画した存在となっています。

iPhone 8に搭載されているワイヤレス充電『Qi』にも対応しているので完全にiPhone 8の上位モデルといった位置づけだと思います。

もし、「今までのiPhoneの操作感から変わってもいいから新しいiPhoneが欲しい」という人がいるとすれば間違いなくオススメできるモデルですね。

逆に「iOSらしさ」を求める人にとってはちょっと微妙かもしれません。

 

価格も公式Apple Storeで112,800円(税別)からとちょっとお高めなので、少しでも不安があるのであれば情報が出揃うまでは無理をしてまで買うモデルではないと思います。

今回の大幅なリニューアルで不安な点も多々ありますが、AppleがやっとiPhoneの変革に動いたということで前向きにとらえておくのがいいかもしれません。

iPhone 8よりは多くの人に魅力的に思われているのは確かなようですし。

 

いろいろとトラブルもあるようですが・・・。

製造段階での違法就労低温下での動作不良およびスピーカーの音割れディスプレイに緑の線が入る問題などトラブルについての報道が多いiPhone Xですが、このトラブルの多さは今までのやり方を変える必要性があったために起こったものと捉えれば、必ずしもマイナス評価ばかりではないと思います。

有機ELの搭載やベゼルを極限まで削るデザインなど、少なくともジョブズ亡き後のAppleにしては挑戦的なまでの変更ですし、それだけ消費者の需要の変化に応えることを意識しているということではないでしょうか。

この調子で再びiPhoneが多くの人にとって魅力的な製品として返り咲くことを期待したいところです。

 

※長いため記事を分割しました。

取り扱いキャリア(docomo・SoftBank・au)との契約についての記事は次の記事をご覧ください。



オーサー紹介

ほんと参った

一応このブログの管理をやっております。
基本スタンスは「テキトーにやる」なので、あまり期待せずに見ていただければ幸いです。
何か御用がありましたらお問い合わせページよりご連絡ください。
ちなみにnoteはこちらからどうぞ。

スポンサーリンク

コメントを残す